2020/07/03

カテゴリー: ブログ, 腰痛

「腰痛」というと皆さんはどの様に認識していますか?

「腰の筋肉の疲労、緊張」、大概の方はその様な認識だと思います。

そして、その緊張した腰の筋肉をもみほぐせば、腰痛が治ると思っていらっしゃると思います。

しかし、実は腰痛は、腰だけをもみほぐしても解消はされないのです!

皆さんは腰痛を感じたら、自分でストレッチしたり、ご家族やお店で腰をもんでもらったりして一時的には解消したでしょうが、しかしそれが長続きしたでしょうか?

今回の記事では日常的な腰痛に悩む方のために以下の3つを説明します。

  1. よくある腰痛の症状パターン
  2. 腰痛のパターン別解消法
  3. 腰痛に効果的な整骨院の選び方

実は「腰痛」には様々な原因が隠れています。
だから「腰痛」といっても、何が原因でなったのかをちゃんと判断し、その為の対処をしなければ、良くなることはなりません。

この記事を読むことが腰痛改善の第一歩になることを願ってます。
それでは、ご説明していきましょう!

この記事の著者/大倉山均整院 院長 中村弘徳

大倉山均整院の中村弘徳

当院では、腰痛の処置にただ単に筋肉をもみほぐすということは致しません。

まずは、姿勢を見させて頂いて、姿勢がどの様な状態であるか、腰がどの様になってどこに負担が掛かっているのか、腰のどこに痛みが発生しているのか、様々な観点から診させて頂きます。

そして、単に腰の筋肉が緊張しているだけなのか、それとも腰の筋肉・筋膜が傷ついているのか、または腰の神経が圧迫されそれによって痛みが生じているのか等判断し、施術の方法や工程を考えます。

 

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目次

あなたはどれ? よくある「腰痛」のパターン

「腰痛」には、様々な症状のパターンがあります。

痛みの部位

  • 腰の周りの筋肉が痛い場合
  • 腰の骨の際が痛い場合
  • 腰~お尻にかけて痛い場合

痛みが起こる動作

  • 動くと痛い場合
  • 座っていると痛い場合
  • どんな状態でも痛い場合

この様に痛みが起こる「部位」や「動作」もさまざま。
これらは原因も状況も状態も違うので、当然「対処法」も違ってきます。

腰痛のパターン別解決方法

腰の周りの筋肉が痛い場合

腰の周りは太くてとても強い筋肉で覆われています。この筋肉が緊張してしまうのには大きく分けて2つ原因があります。

  1. 姿勢
  2. 内臓の緊張

1) 姿勢が原因の腰痛対処法

ずっと立ちっぱなしや逆にずっと座りっぱなしで腰の筋肉にずっと負荷をかけた状態が続くと、その状況が終わっても腰の筋肉の緊張が解けなくなってしまう場合があります。

こういう場合は、まずは腰骨の並びを見ます。腰椎(腰の骨)は5つありますが、その5つが曲がったり落ち込んでいたり横や上に飛び出して無くでなく、弾力があってキチンと整列しているかをみます。

それがちゃんとなって無い場合はそれを直した上で、腰の筋肉を緩めていきます。

2) 内臓の緊張が原因の腰痛対処法

そして意外かもしれませんが、内臓の緊張から出ている場合があります。特に「腸」の緊張。便秘や腸の調子が悪い場合、お腹の動きが悪くなるだけでなく、その裏側、腰の筋肉にまでも緊張を与えます。

この場合はツボを使った施術やストレッチ、または直接お腹の上を圧迫してあげることによって解消させていきます。

腰の骨の際が痛い場合

腰の骨は脊椎骨の中でも一番大きくシッカリして上体と下体を繋ぎとめて支えているので本来は強い骨です。

しかし、如何せん体を前後左右に傾ける時、左右に捻る時など人の動作で一番動く椎骨なだけに、それだけ負担も大きく掛かります。そうなると医学的に言われる「脊椎分離症・すべり症」や「脊柱管狭窄症」、「腰椎間椎間板ヘルニア」という症状になってしまっている場合があります。

この場合は、その痛みを発している部分を直に触ることは出来ません。ですから、均整の場合、それらの痛みを限りなく無くす為に、周りの緊張している筋肉を緩めたり、経絡(ツボ)を使います。腰椎の椎骨間に余裕を持たせる様な操法を致すわけです。

そして勿論、それらの状態を支える為の運動や体操のご指導などもさせて頂きます。

腰~お尻にかけて痛い場合

この場合も受診者の方はよく「腰が痛い」とおっしゃって来られます。

勿論、腰からお尻まの部分まで張っていて硬くもなっているのですが、検査しながらよくよく聞いていくと、特に「お尻」の部分に痛みを生じている場合が多く、どちらかと言うと「坐骨神経痛」の類の症状が出ていることが多い感じです。

均整では、この場合も痛みが生じている患部には直接触りません。どちらかと言うと痛みで「収縮」してしまった周りの筋肉を緩め、骨盤の歪みを解消させることに努めます。骨盤に弾力が出てちゃんとしたポジションに納まれば自ずと痛みも解消されるからです。

「あれっ!? 色んな状態が入っているぞ!?」

そして、上記の色々な症状が起こる場合のある「腰痛」というのが『急性腰痛症(通称:ぎっくり腰)』です。

ぎっくり腰は、医学的にも未だきちんとした原因や状態は解明されていません。

ぎっくり腰は、「朝起き上がろうとした時、顔を洗おうとした時、声を掛けられて振り向いた時など」、急に何か腰に負荷が掛かった時に起こります。それも不意打ちの如く突然「腰に痛み」を感じるのです。

均整的には、「筋肉・筋膜の損傷/炎症、靭帯の損傷、腰の骨の歪みによる神経の圧迫…等々」あらゆることを想定して、まずは鏡の前に立ってもらい触診し、どういう状態かを調べた上で各々の状態に合わせて施術(対処)していきます。

まとめ。腰痛のパターンに合わせた改善方法が重要

「腰痛」と言っても色んなパターンがあることがお解かりいただけたでしょうか。

ですから、その” 腰痛 ”のパターンに合わせた施術をしないと、良くなることも出来ないですし、寧ろ場合によってはその「腰痛」を悪化させてしまうこともあるのです。

整体院によっては、腰痛のパターンを無視して、どのお客様にも同じ方法で施術するところがあります。運悪くそういう整体院にあたってしまうと、いつまで立っても腰痛が改善しないのです。

横浜市港北区にある『大倉山均整院』では、お客様が「腰痛で…」と来院されても、その腰痛の症状や、その痛みの場所や強さなど、お客様から詳細を聞き、必ず鏡の前でお客様の状態を確認してから施術を行います。

また施術後には、お客様の体の状態を説明し、その後気をつけるべきことなどもご指導させて頂いております。ですから、「整体コース 50分」の施術時間でもかなり充実した時間を感じられると思います。

「でも、まだそれが自分に合うかどうか分からない!?」と言う方には『30分のお試しコース』などもあります。

どうぞお気軽にご利用下さい!^^

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