2022/01/22

カテゴリー: ブログ, 呼吸

皆さんは、呼吸を意識していますか!?

大体の方は、そう言われて初めて呼吸を意識するのではないでしょうか。
まぁ、普段、呼吸を意識しながらなど日常生活を送るのは難しいと思います。
しかし、しっかり呼吸が出来ている場合、体も楽になって日常生活も快適に送れると聞いたら、どの様に思いますか?

人は産まれた瞬間から、肺呼吸をし始めます。
それは一時も止まることなく、命が絶える時まで続きます。
呼吸をするという事は ” 生きる ” という事であり、生き続ける為には呼吸し続けなければならないのです!

それでは皆さんは自分の呼吸がしっかり出来ていると思いますか!?
しっかり出来ている場合は体は健康を維持できます。
しかし、そうでない場合には、体には様々な問題が起こります。

「病は気から」とよく言われますが、現実的には『病は呼吸から』と解釈してもらっても結構です!
それだけ呼吸は、生命の維持に重大な役割を担っています。
では、呼吸と身体について見ていきましょう!

この記事の著者/大倉山均整院 院長 中村弘徳

大倉山均整院の中村弘徳

私も以前は、『猫背で首が前に傾き胸が潰され、腰が曲がって浅く腰掛ける』というトンデモナイ悪い姿勢でした。

その様な姿勢だと、「肩こり、頭痛、腰痛、坐骨神経痛、高血圧etc…」の常態者、当然 ” 健康体 ” ではありませんでした。

そんな中、私も均整と出会い、同時に呼吸の大切さも知り、呼吸法のレクチャーを受け、呼吸改善に努めました。

すると、今まで常態的であった様々な症状が、呼吸を改善しただけで表れなくなっていったのです。

病は呼吸から」。それを自分自身、体感したのでした。

何をやってもダメと思っている方も、灯台下暗し、一番基本で身近である『呼吸』を今一度見直して、改善してみてはいかがですか!? 

肩こり・腰痛の悩み解消 大倉山均整院のHPはこちら

目次

〈呼吸の種類〉

呼吸について、皆さんはどう認識していますか!?
一般的には、肺で呼吸する「胸式呼吸」、お腹を使って呼吸する「腹式呼吸」ですよね。
では、先ずはそれぞれはどの様な呼吸を言うのか、説明していきましょう!

胸式呼吸

    胸を膨らませる呼吸。正確には、肋骨を開いて肺の容量を広げ、空気を取り込む呼吸です。

腹式呼吸

   お腹を膨らませる呼吸。正確には、肺のすぐ下にある横隔膜を下げて空気を取り込む呼吸です。
   (※  皆さんの中にお腹に空気を入れる呼吸と勘違いされている方もいるでしょうね) 

 では、どの様な呼吸がそれに当たるのか、具体的に確認動作を説明していきましょう!

〈呼吸の確認方法〉

胸式呼吸

 ① 足を肩幅に広げ、リラックスした状態で立ちます
 ② 両掌を胸の上の部分に当てます
 ③ 空気をゆっくり鼻から息を吸って口から息を吐きます
 ④ この時、手を当てた胸の上の部分が、息を吸った時に膨らみ、息を吐いた時に萎んだ状態であれば、それは胸式呼吸です

腹式呼吸

 ① 足を肩幅に広げ、リラックスした状態で立ちます
 ② 両掌を胸の下の部分に当てます
 ③ 一旦息を吐いて、ゆっくり鼻から息を吸っていきます。この時、掌を当てた部分が膨らむと同時にお腹が引き上げられる程深く息を吸い込みます。次に引き上げられたお腹が元の状態へ戻り、掌を当てた部分が縮んでいく様にゆっくりと吸った息を全部吐き出します。
 ④ この時、手を当てた胸の下の部分とお腹の伸縮が感じられた状態であれば、腹式呼吸となります

では、胸式呼吸、腹式呼吸のどちらの呼吸方法が体にとって良いのでしょう!?

実は、「胸式・腹式」両方合わせた”全体呼吸 ”が一番望ましいのです。

〈全体呼吸の方法〉

全体呼吸とは、「胸式と腹式」を合わせた深い呼吸、要するに” 深呼吸 ”ということになります。

全体呼吸

息を吸った時に肋骨(胸と背中)を広げます。と同時に吸った空気をお腹の方へ押し下げる様にお腹を引き伸ばして行きます(これは横隔膜が下がって内臓を押している状態)。これでも充分ですが、もっと自覚したい方は、そこからお腹を膨らましていきます。
そして、ゆっくりを息を吐いていきますが、今度はお腹を凹ましていき、自然と押された空気が肺の中から押し出される様に吐き出していきます。これが全体呼吸です。
これをしっかり意識しながら行っていくと、その内意識しなくとも、大きな動きで全体呼吸をしている様になります。
楽に呼吸しやすくなると、代謝が上がってダイエットにもなりますし、精神が落ち着いて集中力もつきます。
要するに『健康的な身体』になるのです!
是非、5回×1セットずつ、朝晩にでもやってみて下さい!^^

初回割引キャンペーン