2017/09/04

カテゴリー: ブログ

梅雨前線が活発に活動してますが、皆様のお体は大丈夫ですか?
”夏至”も過ぎ、まだ夏本番にはなっていないのに、これから昼間の時間が少なくなっていくのは何とも不思議な感じですよね。

東洋医学の季節で言うと今は”夏”になります。
体の五腑(飲食物の消化運搬)でいうと「小腸」、五臓(五腑の働きによって出来た精を貯蔵する所)でいうと「心」が活発に働く季節です。

具体的に言うと「小腸」で吸収された栄養物質(精)を「心(血脈・血管)」に貯蔵し、次の臓腑に受け渡すという体内循環の一翼を担っています。

そして心は「君主の官」と呼ばれていて、「精神」の中枢で全ての生命活動は「心」より統率されているといわれます。

また「心」は五種の感情の変動と結びついていて、”心は喜(笑)”と関連してます。喜び(笑い)は心(血脈・血管)の動きを活性化させますが、その反面、著しい喜び(笑い)の変動は「心」を傷つけ動悸、恐怖、不眠、物忘れ、胸苦しさなどの病変を発生させます。そしてこの「心と血脈」の関係は顔色の変化にも表れます。もし「心と血脈」の働きが衰弱すれば、血流の流れが悪くなり、顔面蒼白になって光沢が無くなります。心気が不足した時は浅黒く、あるいは青紫の顔色となって表れます。

更に「心」は舌とも密接に関係し、心に病変があれば、舌は赤くなり、もつれて言語不能の状態に陥り、心気の不足は味覚の異常となって現れます。

要するにこの時期にはよく食べ適度に笑い、心穏やかに過ごすのが良いということですね。^^

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