2019/11/29

カテゴリー: ブログ, 体の重心

前回、「捻じれと歪み」についての” 違い ”を解説し、捻じれには「良い捻じれ=動きの中の捻じれ」と「悪い捻じれ=固定化してしまった歪み」があると説明しました。

ここで少し捕捉したいと思います。

からだの外形は、背骨に沿って頭のてっぺんからお尻の下(もしくは足)まで左右等しく存在し、「左右対称」となっています。しかし、からだの中を観てみると、心臓や脾臓はやや中心よりやや左側、肝臓は中心よりやや右側にあってしかも重い臓器であります。内臓器の存在を考えるのであれば、” 重心 ”が体の真ん中に位置することは有り得ません。

そしてまた、体の動きに関しても、右手をよく使う人(右利き)、左手をよく使う人(左利き)、脚も同じ様な利き脚というものがあり、動いている時の” 重心 ”は必ずしも真ん中にあるわけではありません。

しかし、人が二本足で立つ時は、どうしても体の” バランス ”を常に感知し、「重心」を体の真ん中に寄せる必要があるのです!そして、これは動いている時も同じです。軸脚がしっかり「重心」を取れてないと、利き脚で上手く蹴り出して体を動かすことが出来ません。

ですから、「重心」というものは常に移動します。その移動する「重心」に瞬時に体を適応させ動かす為には、固定化してしまった歪みは不適合なのです!

要するに、必ずしも体を「左右対称」にさせるのが良いのではなく、重心をスムーズに移動させる事の出来る体をつくってあげることが大切なのです!

その為、「(動きが制限され)固定化されてしまった歪み」の解消がとても大事となります!

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