2020/02/27

カテゴリー: ブログ, 腰痛

<腰椎1番のズレの症状と治し方>

体を前後に曲げる動きは ” 腰椎1番 ” を起点にして行われます。具体的には立ったり座ったり、洗顔やうがいの時の姿勢、台所仕事など、毎日の自然な動作の中で見られます。

この動作をするたびに腰が痛くなる人は、腰椎1番にズレがあります。つらい痛みは感じないが、つい「どっこいしょっ」と声を出してしまう人も腰椎1番にズレがあると思って下さい。放っておけば、いつか酷い腰痛に悩まされるでしょう!

まずは、腰椎1番の状態を確認しましょう!

立った状態で、左右の骨盤の上縁に指を広げた手のひらを置きましょう。そして親指を背骨の方に這わせていきます。すると背骨の凸に触れるでしょう。これが腰椎3番、その凸に中指で触れ、そのまま上へ移動させます。一つ上の凸が腰椎2番、その上の凸が腰椎1番となります!そしてそのままの状態で腰を屈めてみて下さい。その時に更に後ろに飛び出してくるのが腰椎1番の特徴です。

指先で腰椎1番を触り、凸の左右のどちらかの際に痛みを感じられれば、そちら側にズレがあると思われます。触った時にこり固まっていたら、ズレは大きくなっていていることでしょう。

(対処法)

1.両ひざ抱え法

 ① 床に仰向けになり、立てた両ひざを引き寄せて、両腕で抱え込みます。その姿勢で前後に、左斜めに、右斜めに、からだを転がす様に動きます。1~2分動いたら休み、数回繰り返せば効果があります。

 ② 特に、床に仰向けになり、胸いっぱいに息を吸ったところで、両ひざをぐっと引き寄せます。吸った息を一気に吐くとき、力を抜いて両腕を離します。

※①だけでも効果はありますが、症状によっては②を合わせた方が効き目は良くなります。

2. うつ伏せ尻たたき法

 ①うつ伏せの姿勢になります。その時、丸めたタオルを顎の下に入れるか、重ねた手のひらの上に顎をのせます。
かかとを尻につくまで膝を曲げ、どちらがつかないかを確認します。

 ②胸いっぱいに息を吸ったところで、尻につかなかった側の膝を曲げ、かかとで尻を叩きます。手助けの人がいたら、足首を軽く押してもらいましょう。この操法で忘れてならないことは、胸いっぱいに息を吸い込んだ頂点で呼吸を止め、尻を叩くことです。何度も言いますが、操法は呼吸と合わせてこそ、効き目が発揮されるのです!

※この尻たたきを二~三回するだけで、かかとが尻につく様になるでしょう!

この「ひざ抱え」と「尻たたき」で腰椎1番のズレからくる ” 腰痛 ” は改善するでしょう!しかし、そのズレが癖になっていると、また同じ様な ” 腰痛 ” になってしまいます。しばらくは継続してこの操法を行いましょう!(kiki絵文字^_^)/

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