2020/01/18

カテゴリー: ブログ, 姿勢, 矯正

正しい姿勢は大げさに言うと、” 骨だけで立っていることが出来る ”姿勢です。
例えるなら、学校の理科室にある「骨格模型」。
頭蓋骨のてっぺんから吊るされているあのガイコツです!

あの骨格模型は、頭蓋骨が背骨の上にあり、脚は真っすぐで、両肩は落ちていて腰は反っていませんし、アゴも出ていません。

筋肉の支えのないフラットな状態、この姿勢が人間本来の立ち方で、一番筋肉に負担をかけない姿勢なのです。スイカほどの重さのある頭部が全身の骨を伝わって地面に伝わっているので、必要最低限の筋力で身体を支えることが出来るのです。

赤ちゃんを座らせると、筋肉が発達してないので、一見不安定な状態に見えますが、逆に筋肉に頼らず、頭・胴体・お尻のバランスだけで上手く座っているのを見られます。当然、体のどこを触っても緊張している所がなく、弾力のある柔らかい感触を得られます。

実はスポーツ選手の” トップアスリート ”の筋肉にもその様な感触が得られます。
良い筋肉とは、早く強力に収縮する筋肉です。
そのような筋肉は普段は柔らかく、使われる時に石のように硬くなります。
この剛柔の落差が、体を使う上で非常に重要であり、各競技でも” トップパフォーマンス ”を発揮できるのです。

さて、理科室のガイコツを思い出して下さい。
「正しい姿勢をした時、腕の可動域は広がり、背骨の可動域は狭くなります」
背骨は人体の柱ですが、その中で肋骨のある胸椎は構造的に動きが少なく丈夫です。
しかし、胸椎以外の頸椎や腰椎の部分には肋骨は無く、よく動かせる部分ですが、構造的には弱い部分になります。

「悪い姿勢」というのは、本来なら使わなくても良い弱い部分を拘縮してまでも身体を支えなければならなくなっている状態で、頸椎や腰椎の部分に負荷が掛かる様になってしまっていることです。

そして「正しい姿勢」というのが、その構造的に弱い部分である頸椎や腰椎に負荷が掛からなくなっている状態になります。
人間の背骨は横から見ると緩いS字のカーブを描いているのですが、正しい姿勢のS字のカーブというのが、頸椎は前方に弧を描いている「頸椎前弯」、胸椎は後ろに弧を描いている「胸椎後弯」、腰椎は前方に弧を描いている「腰椎前弯」になりますが、正しい姿勢では、このカーブの状態がちょうど良い具合となります。要するにそれらに余計な負荷が掛かってない状態をいうのです。

背骨が曲がっていれば、本来負荷が掛からなくて良い部位にも負担が掛かってしまいます。背骨を正そうとしても、自分では中々思う様に行かないのが現実です。
横浜市港北区大倉山にある『大倉山均整院』では、そんな方たちの身体をサポートさせて頂きます!

「背骨を正し、正しい姿勢を得て、日常生活を快適に過ごしましょう!」 ^^

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