2020/02/27

カテゴリー: うつ, ストレッチ, ブログ

体の鬱状態を改善するには「脳脊髄液」「呼吸」「筋肉」「エネルギーの開放」と、4つの改善が必要となります。

1.「脳脊髄液」とは脳と脊髄の周りにある液体であり、常に循環されています。
脳脊髄液の流れが悪くなると、頭が重い、ボーッとする、やる気が起きない、頭が働かない、物忘れが激しい、集中できないなどの症状が出てきます。
その脳脊髄液の流れが悪くなっている場合、大抵、頭の後ろ(頭蓋骨の下位部分と首とを繋いでいる)の「後頭直筋」が緊張しています。後頭直筋は、頭を後ろに動かす時に使いますが、ここが緊張すると首と頭の境目が狭くなり、ここの近くを通っている神経が圧迫され、血液や脳脊髄液の流れが悪くなり、上記の症状が表れてくるのです。
しかも、後頭直筋は左右にあるのですが、両方とも緊張するのではなく、大抵、片側の緊張が起こります。よく”証明写真”を撮ろうとする時、カメラマンから「頭をもっと右に傾けて」とか言われたりしますが、その時に緊張している筋肉が” 後頭直筋 ”です。

では、” 後頭直筋 ”の緊張を取り除くストレッチをお教えします!

(ストレッチ1)・・・後頭直筋を緩める

⓵ まず、頭と首の境目辺りを蒸しタオルで2~3分温め筋肉を和らげます

⓶ 姿勢を正して顎を引くようにします。そして両手を組みその手のひらを後頭部より少し上にのせます

⓷ 肩や腕の力を抜き、顎を引いて顔を下に向けます。手は軽く押さえるだけで頭の重さを利用して、頭と首の境目の部分が伸ばされているのを意識して下さい。
呼吸は止めずにそのまま30~40秒くらい維持します。
※ 手で押したり、首を根元から下げてしまうと後頭直筋には効かないのでご注意!

⓸ 顔をゆっくりと元に戻したら、少し休んでもう一度同じ動作をします。次に今度は顔をやや右向けて同じ様に倒して伸ばします。そして左にも顔を向けて同じ様に倒して伸ばします

※途中で痛みが出たり、頭がクラクラしたり目まいが出る様な場合は中止して下さい

(ストレッチ2)・・・後頭直筋の縮むクセを取り除く

⓵ 座布団や布団を折り曲げて、20~40cmの高さのクッションを作り、自身が仰向けに寝て、そのクッションを頭の上に来るように置きます

⓶ 両腕をまっすぐ頭の方に上げてクッションの上に載せます。※ 肩が痛い場合はクッションの高さを調整するか、両肘を曲げて頭の横に置いても良いです

⓷ 次に↑の状態のまま、顎を引きながら頭を床から数センチ浮かせます。
※キツイ方はほんの数ミリでも良いです

⓸ 頭を上げたまま、頭の上に挙ている両腕で軽くクッションを5秒ほど押します。そしたら一旦、力を抜いて休み、この動作を3~4回繰り返し行います。
終わったら全身の力を抜いてそのままの状態で暫くじっとしてます
※ その時、頭と首の境目が開いている様、感じて下さい。

これは少しキツイ運動ですので、絶対に無理はせず、気分が悪くなったり違和感がある場合は中止して下さい

これらのストレッチを行うことで、頭と首の間の緊張が和らぎ、あらゆる通りが良くなります!
これは頭痛の方、首が張っている方にも効果的なので是非行ってみて下さい!! (^^)/

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