2017/09/04

カテゴリー: ストレス, ブログ, , 姿勢

「あなたは今、ストレスを感じない生活をしていますか?」
これに胸を張って「YES!」と言える人はどれだけいるでしょう?それだけ「ストレス」という言葉が身近であり、もはや挨拶用語の様にもなっています。

そんな「ストレス」という言葉だが、その使われ方には曖昧なところがあります。今では心身のトラブルを語る上では欠くことの出来ない言葉になっているが、元々は物理用語でした。その意味は ”物体の「歪み」” ということで、正常な形でない状態をいいました。要するに私たちが普段使っている「ストレス」という言葉は結果であり、原因は「ストレッサー」という言葉になります。

さて、そのストレス状態が引き起こされるのにはさまざまな要因があります。その一つに ”物理的な原因” があります。これは仕事上や生活上の身体条件(通勤や労働条件など)、気候、日光、湿度、気圧、騒音、電磁波、放射能などです。その他にも ”化学的”、”生物学的”、”精神的”な原因があります。

そしてそのストレッサーは物体に「歪み」をもたらすといいましたが、その物体こそが ”体(からだ)” であり密接な関係が絡んでいるのです。

”ストレッサー” は「姿勢の歪み」 をもたらすといいましたが、
逆に「姿勢の歪み」がその ”ストレッサー” を引き受けてしまう ”器” を作ってしまっている場合もあるのです。

お店のお客様で、疲れているのに夜寝られなく、日中も「ボー」っとしていて集中できないとうったえていた方がいました。その方は目線が下向きで、言葉に張りがなく、からだも猫背、物事について消極的な考えを持つなど暗いイメージの雰囲気でした。

初回、実際に体に触れてみると、まず普通に感じられる弾力がありませんでした。それはまるで中身が詰まっていないかのような感じで、当然、 ”背骨の歪み” も酷いものでした。

そこで腹部の柔硬の調整、脊椎と胸郭の歪みの調整を施しました。それだけでも猫背だった姿勢は良くなり、どんよりしてた目つきもハッキリし、浅黒かった顔色も明るくなり、とても表情が豊かになり、何と言っても気持ちが前向きになり、プラスのパワーを感じられるほどになりました。

ただ、これは施術直後であり、ストレッサーまみれの日常生活を送る中ではいずれ元に戻ってしまうかもしれませんでしたが、その後も施術を繰り返していくうちに、姿勢の乱れがそれ程、診られなくなっていったのです。

それはストレッサーを容易に受けつけない体になっていったのと同時に、お客様自身、ストレスを跳ね返す ”心構え” が出来る様になっていったとのことでした。

姿勢の乱れはストレスを受けるものでもあり、ストレスの結果でもあります。しかし、姿勢を正していることによって、ストレスを寄せ付けない ”身体(からだ)” を造ることもできるのです。

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