2021/06/24

カテゴリー: ブログ, 血圧

何故、血圧は上がるのでしょうか?

それは血液が不足している所にしっかりと送るためです。

血液は全身に栄養を運び、逆に体の老廃物を回収してきます。
その血液の流れが悪くなると、栄養を運ぶことが出来ませんし、老廃物の回収もままなりません。
その為、体の血液の流れを良くしようと脳が自然と自律神経を働かせて血圧を上げているのです。
特に脳へ血液が不足した時に、血圧が上がる場合が多くなっています。

だから血圧を下げるのに薬を用いるのではなく、他の方法で改善させて行く方が体にとっては自然となるのです。

この記事の著者/大倉山均整院 院長 中村弘徳

大倉山均整院の中村弘徳

私も嘗て『高血圧』と言われてました。
それも” 高校生 ”の時です。
上(収縮時)は130 mmHg位で下(拡張時)は90 mmHg以上でした。
高校生でしたから、上も高いのですが、特に下の血圧が高いのが問題で、当時お医者さんからは、「このままじゃ、近い将来、血圧を下げる薬を飲むようになるよ」と言われました。只、両親とも” 高血圧 ”の部類だったので、「もしかしたら” 遺伝的 ”なものかもしれないから、様子をみましょう」と言われ、その時、特に何も処方されたりすることはありませんでした。
只、自分でも「これではいけない!」と思い、当時自分なりに調べ導き出した方法を行っていました。
それは、【ストレッチ】と【筋トレ】でした。

【筋トレ】と言っても重い重りを持ち上げたり筋肉をパンパンに張らせるトレーニングをするのでは無く、” 重り ”や” 荷重を掛けて ”筋肉を伸ばしていく【筋トレ】です。どちらかと言うと、『荷重付きストレッチ』ですね。^^
今でもそのやり方で筋トレはやっているのですが、おかげで未だに血圧のお薬は飲んでおりません。^^

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目次

どうして首の張りで血圧が高くなったりするのでしょう?

それは脳は全身の中で2%程度の質量しか(約1400g)占めないにも関わらず、血流量に関して言えば全身の心拍出量の15%程度を占めていて、酸素代謝に関しては全身の20%程度、非常にどん欲な臓器と言われ、非常に大量のエネルギーを消費しているのです。
その様な多大な血流を脳に送り込み、消費後に発生した老廃物を心臓へ送り返す為の唯一の通路が『首』なのです。

その首がコチコチに硬くなってしまっていたらどうでしょう!?
血管は圧迫され新鮮な酸素を含んだ血液が頭に送りにくくなったり、消費した老廃物が心臓に戻りにくくなってしまいます。
そこで心臓は血流を促そうと、一生懸命に血液を押し出します。
これが血圧が上がってしまう理由なのです。

では、血圧を下げるには具体的にどの様にすれば良いのか、見ていきましょう!

身体の筋肉を緩める

身体を覆っている筋肉が緊張した状態になると、当然、その筋肉の間を通っている血管も圧迫されます。
それは血圧の上昇の原因ともなりますので、兎に角、「ストレッチ」や「マッサージ」等で全身の筋肉を緩めていきます。

関節をほぐす

血流をよくするには血液の流れが詰まりやすい関節をほぐすことが大切です!
関節は曲げ伸ばすことによって血流を促すことは出来るのですが、その一方で血液やリンパ液などがその淵に詰まりやすいのも確かです。
ですから、関節部位をよく捻って伸ばしてあげることが必要です。特に、「手首・足首・肩関節・股関節・胸郭・骨盤」など大きく動く関節はゆっくり丹念に捻って伸ばしていきましょう!

首をほぐす

血流が滞ってしまうのに自律神経の乱れの関係もあります。
特に自律神経が乱れてくると、血管の収縮が起こったり、筋肉のこわばりが起こります。
そうなると、一番顕著に影響が表れるのが「首」なのです。
だから首のこわばりを緩めていかなければなりません。
まず、首の首筋(筋肉)を両手の指先で押さえて円を描くように回していきます。
そして、ある程度緩んできたら、今度は右手で左後頭部を覆って左首筋を伸ばすようにストレッチ(反対も同様)していきます。
さらに頭の後ろで手を組んで頭を前に倒すストレッチ、タオル等があれば、両端を持ったタオルを後頭部に引っかけて頭を後ろに反らして首の前側を伸ばすのも良いですね。^^

 

↑ この様なことをするだけでも血圧の変動を防ぐことが出来ます。
勿論、日頃からの姿勢や運動不足による筋肉の衰え、また不規則な生活を送り睡眠不足などで自律神経が乱れることによる血圧の変動など他の様々な要因も関係してきます。
ですから、どのようにしても血圧の変動や首のこわばりが取れない方は、横浜市港北区大倉山にある『大倉山均整院』へご相談ください。^^

 

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