2017/09/04

カテゴリー: ブログ

季節の変わり目や先日の様に台風が通過する時など気圧の変動にて”偏(片)頭痛”が起こる場合があります。その時の対処法は皆さん、どうされてますか?

 まずは、”偏頭痛”とは一体どういうものなのでしょうか?
偏頭痛とは、頭部の血管が何らかの原因で拡張した時に、血管壁にある神経が引っ張られるなどの刺激をうけて、主に頭の片側に痛みが生じる頭痛のことをいいます。
主に男性よりも女性に多くみ見られるのが特徴です。

 では、”偏頭痛”はどういう症状が起こるのでしょうか?
偏頭痛は、頭の片側または両側が脈打つようにズキンズキンと痛む病気です。 月に1~2度とか、週に1~2度の頻度で発作的に起こるのが特徴で、いったん痛み出すと寝込んでしまう、仕事が手につかないなど、多くの方が日常生活に支障をきたします。

また偏頭痛には、
(前兆)
•目の前で光がチカチカする
•視野の一部に歯車のようなギザギザしたものが現れる
•視界が欠ける
(予兆)
•だるい
•気分がよくない
•イライラする etc…
があったりします。

 さて、均整的にはどう見てどう診るのでしょう?
血管の膨張に伴う偏頭痛の場合、心包経や肝経、脾経の異常と診ます。
その経絡を調整することで偏頭痛を解消させていきます。

 では、日常の中で”偏頭痛”が生じた時、どの様な対処をすれば良いのでしょう?

 〈偏頭痛対処法〉
 1. 軽い運動やストレッチをする
 2. 水を絞ったタオルで首の後を冷やす(膨張した血管を抑える)
 3. 頭のてっぺんにある※1”百会”を押す
 4. 後頭骨に沿って位置する※2”完骨、風池、天柱”を押す
 5. 手の甲、親指と人差し指の交わる”合谷”を押す
 6. 前腕の内側(屈筋)の真ん中のラインを緩める
 7. 下腿の内側にある※3”三陰交”を押す
※(番外)コーヒーを飲んだり、鉢巻を巻くなども血管を収縮させても良い様です。

他にも色々とありますが、まずは↑これらをしてみて様子をみて下さい。
それでも改善しない時は、是非、ご来院下さい!
注)脳腫瘍やくも膜下出血など、生命にかかわる病気が原因となる頭痛もありますので、いつもの症状と違う場合などは速やかに病院を受診して下さい。

 ※1ー両耳と正中腺の交差する所
 ※2ー完骨‥耳たぶの後ろの骨のくぼみ、風池‥後頭部の生え際(うなじ)の外側で 凹んだ部分、天柱‥後頭部の生え際で首の骨の際
 ※3ー三陰交‥うちくるぶしの上の際から指幅四本上で脛の際。注)妊婦さんは余り 触らないほうが良いでしょう。

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