2020/02/27

カテゴリー: ブログ, 捻じれ, 歪み, 腰痛

最近、体の歪みがテレビや雑誌でも取り上げられ、私もお客様にもよく「脚を組まない様に!」「横座りはダメ!」「カバンは交互に掛けて!」など言いがちではありますが、癖になっているものを直して行くのはなかなか難しいものです。そして、中には体が歪んでいるから、その体型になっている場合もあるからです。均整や整体、東洋医学では、「せずにいられない体のクセ」というものは、体を守ろうとする無意識の動きがそうさせているという考えもあります。

例えば、脚を組むとき、上にしている脚は” 重心脚 ”といって体を常に支えている脚です。ですから疲れやすく循環が悪くなりやすいため、手っ取り早く反対側の脚の上に載せて循環を良くし、疲れを早く取ろうとする場合があります。

そして、呼吸器があるいは心臓の調子が悪い人は、よくうつぶせに寝ることがありますが、これは疲れている循環器や心臓に圧迫をかけ、疲れをとると同時に働きをよくしようとする姿でもあります。

また、下半身が冷えている人の殆どが体のねじれを伴いますが、これは捻じれることによって、腎臓や膀胱といった泌尿器系を冷えから守っている生理現象でもあるのです。

あまり大きな声では言えませんが、一概に「体の偏り・ねじれ」は悪いとは言い切れないこともあるのです!

当院では、まずは体の状態を調べ、歪みがあればそれはどうしてそうなっているのか、どこからそうなっているのかを調べます。そして、取り除いた方が良い” ゆがみ ”なら矯正します。しかし、今は取り除かない方が、その方にとって楽な姿勢であるならば、歪みは直に矯正せずに、その歪みの元を(緩めたり、力を出させたりして)正していきます。

だから当院では『型にはめる』様な施術は致しません!
その受診者のからだにとって、常にどの形がベストなのかを考えながら施術していおります!

(余談)・・・昔、いつもゴルフをやっているお客様がいらっしゃいました。「最近、スコアが良くなって好調なんだよ!」と言っておられました。その時、私がそのお客様のからだを診てみると「ちょっと体の歪みがキツイかな。。」と気になっていました。そして程なく、お客様がゴルフ中にギックリ腰になってしまい、来院されました。私は「あんな体の歪みをしてたから腰に負担が掛かっていたんだな」と思い、腰の歪みを整えました。すると、その次に来られた時、「腰は全然痛くなくなって好調なんだけど、スコアが悪くなっちゃったよ…」と言うのです。そりゃ、良い姿勢になったんだから多少感覚がズレてしまうのは仕方のないことです。しかし、腰はとても良い状態になっていました。
だから私はお客様に言いました。「この形でフォームを作れば、腰も痛くない状態でもっと良いスコアも出せますよ」って。

今、そのお客様は元気で楽しくゴルフをなさってます!
ゴルフの調子も良いそうです!^^

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