【首が張る、首が詰まる、首が凝る】、首に違和感を感じ日常生活を送る上で不便を感じることは多々あると思います。
その原因は何かと問えば、大概の方は、「首の筋肉が緊張している」からと答えるでしょう。
確かに、そうなのですが、では、「何故、首の筋肉は緊張してしまうのでしょうか?」、それに即答できる方は少ないと思います。今回は、「何故、首が張ってしまうのか!?」、そこの原因をお伝えし、どの様に解消すれば良いのかを教えて行きたいと思います。
この記事の著者/大倉山均整院 院長 中村弘徳

均整では、上体については左側が交感神経の支配域、右側が副交感神経の支配域と言われています。
私も学生時代から、首の左側のみが張ってることが多く、その張りが強い時は、左顔面の引き攣りまでもたらしたことがありました。その時はかなり忙しく過ごしていた時期で、神経が昂って夜も中々寝付けないこともあったり、交感神経がかなり実(興奮)していたと思います。今は、自分なりの調整やコントロールが可能となったので、昔程の症状は見られなくなりました。
「首が張る・凝る」というのはどの様になることなのでしょう!?
首は頭と上体を繋いでいる所でもあり、【胸鎖乳突筋】を始めとした様々な筋肉によって構成されています。
その他、喉を動かす筋肉や舌を動かす筋肉にも繋がっています。更に首には【動脈・静脈】という太い血管が通っていて、細かい神経も通っています。
そして何と言っても、体重の10%の重さと言われる頭を支えています。これは、頭を傾ける事で、頭の重さ以上の負荷が首に掛かります。
これらを支える筋肉が緊張して緩まないのは、筋肉に力が入り続けているのもありますが、実は神経の興奮が抜けてない状態であるとも言えるのです。
東洋医学では、首の筋肉に乳酸が溜まっているとは考えず、経絡上の「氣の巡り」が悪くなっていると捉えたりします。
具体的には、首の筋肉に続く経絡(ツボの道)上の滞りが、首の筋肉の緊張をもたらしていると考えます。
事実、首に通ずる経絡を調べてみると、【実】している経穴や【虚】している経穴が診られます。
均整では、首回りの筋肉を緩めるのは勿論のこと、そこに繋がる『経絡の調整』も重要視します。
その為、当院では、局所的にみて調整するのでなく、体の広範囲(からだ全体)の状態のバランスを診て調整いたします。
すると、体の状態の変化と共に今まで繰り返されて来た症状が見られなくなることもあるのです。
慢性的な症状は、からだ全体の調整が必要であり、からだ全体の調整は全ての面で良い結果をもたらします。

