2020/11/05

カテゴリー: ストレッチ, ブログ, 体操

前回の集中させる方法は実践されましたか?
前回は集中に促す方法を教えました。今回は更に集中力をキープ
し続けるやり方です。

まずは 姿勢を正し、骨盤を立て、お尻の肛門をキュッと締めおへその下の3寸(約3cm)に意識を集中させます。
すると自ずと唇が真一文字になります。
唇と肛門は食べ物の通り道の入口と出口の関係で連動しています。だから肛門をギュッと締めると唇も同時に締まります。
そして肛門と同時に骨盤の底全体が縮み、唇だけでなく頭のてっぺんも縮んで尖がります。ここで集中の ”実行態勢” に入るのです。

しかし一つ問題があります。「顔」の変化については左側の方が右側よりも縮みやすいことです。ですから左右の動きでタイムラグ生じます。 左ばかりどんどん縮んで、左右差が大きく成るとイライラしやすくなります。また始める前から ”やる気” がなくなりやすくなり、気分が暗くなることもあります。顔の表情でいえば、「嫌な顔」とか「渋い顔」に見える状態ですね。
右側も左側に遅れず、上手く縮むと「真剣な顔つき」になります。「集中した真剣な顔」とは左右対称に引き締まった顔のことになります。

ここまでは、意識的に ”集中” の状態に持っていくことが出来ます。しかし集中を持続させるにはこの後のことが重要となります。それは静かな ”集中” です。どういう事かと言えば、所謂、「入り込む」という言葉が適切かもしれません。
その為には何が必要かというと、”リラックス”している状態です。
幾ら集中していたとしても、緊張している状態では疲れるだけで、頭が上手く働いている状態ではありません。。同じ疲れるにしても ”心地よい疲労を感じた”「疲れ」でないと頭が働いた良い集中とは言えないのです。

この様な事を科学的に説明しようとすれば、脳波が「α派の状態」を示している状態ということです。
そこでその為に最後に必要なのが、「骨盤底部の弾力」になります。これはリラックスしている時に思いっきり緩むことから生まれます。また、「骨盤と頭骸骨」は相関関係になるので、骨盤底部が緩んでいるということは頭も緩んでいて、そこの時点で集中している様なら、色んな知識が入り込む状態になっているといえます。

骨盤底部を緩めるには、脚を動かすこと、腰を動かすこと、骨盤周りのストレッチをすると生まれてきます。

最期にもう一度、理想的な” 集中した状態” を紹介します。
目と目の間が縮み、目線も内寄りになり、瞳が輝き、頬の周りの筋肉がプリッとして輝きます。そして、お尻の筋肉が引き締まって、骨盤の上の方がギュっと縮み、骨盤底部は緩んでいて、この時後頭部も引き締まっています。

この状態になっていると、静かな集中感に覆われていて、その後は気持ち良い疲労感がやってきます。

人生では、義務的なこと、やりたくないこと、おもしろくないことであってもやらなきゃならないことは沢山あります。その時に直ぐに集中できる体勢に持っていかれると、とても有効に時間を過ごすことが出来、ひいては有意義な人生を送れることにも繋がることでしょう。

是非ともコントロール出来る術(すべ)を身に付けて下さい!

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