2019/10/31

カテゴリー: ストレッチ, ブログ, 体操

この時期になると、毎日の様に” 忘年会 ”が続き、過分に飲食することが多くなると思います。胃の丈夫な人なら良いですが、胃の弱い人にとっては、この時期はとても辛いですよね。
そういう方に少しでも胃の状態を良くして、胃の疲れを解消させる操法をお教えしましょう!

まず、胃の疲れやすい人は、” 胃下垂 ”気味というケースは多分にあります。胃下垂になれば益々” 胃 ”が働かなくなり、腹筋が衰えて、他の内臓まで下がったりしてしまいます。
そこで腹筋を強化して” 胃 ”を持ち上げる運動をご指導します。

〈対策1〉
1.両足を肩幅に開き、仰向けに寝ます。
2.つま先を上に向け、20cm位床から浮かします。
3.そのまま3回深呼吸し、足をストンと落とします。3回繰り返し症状が良くなるまで繰り返します。

〈対策2〉
1.両足を肩幅に開き、仰向けに寝ます。
2.右足を床に沿って立たせていきます。右足を左ひざの横に持っていったら、息を吸うのと同時に右ひざを外側に倒します。
3.今度は息を吐くのと同時に右ひざを内側に倒します。
4.これを10回位くり返します(内臓を上げるのは下半身では右側ですので、右足のみ)。

〈対策3〉
1.両肩甲骨の間で下位の部分(丁度、胃の裏)が胃と関係する所になるので、
そこへ丸めたバスタオルや細長いクッションをあてがいます。
2.そのまま仰向けに寝て、体の横に添えた腕を息を吸うのと同時に腕を伸ばしたまま頭の方へ上げていきます(ちょうど、胃の部分が引き伸ばされる感じ)。
3.その状態のまま3~4回深呼吸します。

〈別法〉
もう一人、相手がいる場合。

1.胸椎の6番(肩甲骨の下端の少し上)の部分が” 胃の状態 ”の反応が出る部分であるのでそこを「トントントントン」と軽く叩打してもらいます。
すると緊張している” 胃 ”は緩んでいき楽になります。
これは「急性胃炎」なんかの時には、特に効果的です。

是非、これらの操法を試して、胃の調子を整え、楽しい年末を過ごして下さい!^^

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